タイトルの付け方を変えたら1ヶ月でアクセス数が30倍になった話

タイトルの付け方

「ブログのアクセス数を増やすのに一番効果的な方法は?」

と聞かれたら、私は「タイトルの見直し!」と即座に答えます。それくらいタイトルというものは重要です。ネットでは、「釣り」といわれるタイトルをつけてまでも集客をしているブログもあります。

「釣り」タイトルでブログにアクセスしてもらっても、タイトルと記事の内容が合致していなければ、そのサイトの品質は下がってしまいます。アクセスしてきた人も二度と来るか! と思ってしまいます。

今回の記事ではクライアント様のデータ開示は許可がおりませんでした。「釣り」だと思われてしまう若干の恐れもありますが、実際に施策をしたタイトルの付け方を公開していきたいと思います。

いきなり30倍になるのはおかしいと思うかもしれませんが、事実です。
ただ勘違いしてほしくないのは、TwitterやFacebookでバズったことがアクセス増につながっているということです。タイトルを変えなければそもそもバズは起こせません。

バズを起こす方法については今後記事にしていきますが、まずはどのような手順で施策をしていったのかをご説明します。

ネット用語として使う釣りとは、 魚釣りではなく、人を釣ることです。言葉というエサで、人を釣る(レスをもらう)というような意味になります。嘘を付いて、その嘘について反論等のレスがたくさん付くことを、「大漁だな」とも言います。
引用:ネット用語の意味

「中身(コンテンツ)がしっかりしているからタイトルなんか適当で大丈夫さ~♪」

残念ですが中身がよくても、人は検索をしてその記事にたどり着くので、タイトルが自分に興味のないものだと判断したら、いくら中身がよくても読んでくれるチャンスを逃してしまうのです。

時間をかけてつくった素晴らしいコンテンツを読んでもらえるように、惹きつけるタイトルの付け方を学んでいきましょう。

タイトルはヤフー式に考える

ヤフーの「トピックス」に注目

日本一のPV数を誇るYahoo! JAPAN。ヤフーのトピックスは、精鋭されたタイトル付けのプロたちがクリックが一番されるであろうタイトルを素早く考え、日々更新をしています。

2015年1月26日17時20頃のヤフートピックス
ヤフーのトップ画面

ここで着目したいのは、文字数です。12文字から13文字(13.5文字)で統一されています。

タイトルの文字数

なぜ13文字近くで統一しているのか?

人間は一度に知覚できる範囲が9文字~13文字程度が限界という研究結果があるのですが、ヤフーがとくに意識しているのは、

  • 誰が見ても一発で分かる
  • 無駄な部分はなくす

この2つです。

文字を「読ませる」というよりは、「見せる」という意識でやっています。

と、ヤフー社員も答えています。つまりタイトルはパッと見てすぐ認識できるくらいにシンプルさを追求しているということです。

「ブログのタイトルは長いですよね?ヤフーと同じだと駄目じゃん?」

その通りです、ブログはインパクトのあるタイトルでなければクリックされません。しかしシンプルという考えを捨ててはいけません。

ブログのタイトルは前半と後半で分けて考える

シンプルなタイトルとはどういうことか?

パッと見て何が書いてあるか分かるタイトル

では、今回のこの記事のタイトルを分解してみましょう。
タイトルの付け方を変えたらアクセス数が30倍になった話(26文字)

タイトルは分解することが必要

前半部分:タイトルの付け方を変えたら(13文字)
後半部分:アクセス数が30倍になった話(13文字)

このような形になっています。
検索するユーザーの気持ちになって知りたいことを解決してあげるタイトルを作り上げます。

今回の例では、タイトルの付け方と検索をしてくるユーザーに対してキーワードを前半に入れています。そしてその結果どうなったかを明確に表しています。

「何がどうしたらどうなったというのが分かる」タイトルを是非つけるようにしてください。では、魅力的なタイトルはどのようにつくったのか!? その具体例を公開していきます。

タイトルに数字を入れればOKではない

これはあまりにも有名になってしまっているので、ブログたちのどこもかしこも数字を入れているタイトルが目立ちます。もちろん私も使いますが、数字だけ入れれば良いというわけではありません。

完全一致で「3つのポイント」と、検索をしてみました。

ポイント

完全一致で「3つのポイント」と検索

129万件もありました。

数字を入れるのは、もはや常識になっています。よほど魅力的なキーワードが入っていないとクリックされません。

「数字入れとけばオッケー」は、現在は通用しないのです。

【ベネフィットが弱い例】

  • 大掃除を簡単に行う7つの道具

シンプルなタイトルが重要だと前述しましたが、なにがどうなったか? が分かりにくいのは引きつけタイトルとしてはイケてません。

ベネフィットとは製品やサービスを利用することで消費者が得られる有形、無形の価値のことをいう。
引用:コトバンク

つまり、その記事を読んでどのようなメリットがあるのかが、タイトルを見て分からなければいけません。

【ベネフィットが強い例】

  • 大掃除の時間が半分になった! 7つの道具を公開するよ

「簡単」という単語を「時間が半分になった」と置き換えました。タイトルに数字を入れる場合でもベネフィットを考えるようにしましょう。

キーワードを重複して使わない

【読みにくい例】

  • 大掃除を簡単に行うために7つの大掃除の道具を揃えた

SEOがタイトルに依存していた時代は重複キーワードを入れ込む技はかなり通用しました。しかし今はそこまで影響はありません。記事がしっかりしてさえいれば、サイト自体の品質があがり、例えタイトルにキーワードがなくても検索の上位に来ることも可能になりました。

重複キーワードは優遇されません。かえってマイナスになる場合があります。

毎日有益なコンテンツを1年以上あげているリスクルさんの例

バナーレイアウト悩みで検索
バナーレイアウト

1位は重複キーワードが入っていますが、その他の2つは入っていません。ただしChromeのシークレットモードで検索した場合は、2位の公式ページは表示されませんでした。(2015/01/26)
シークレットモードの仕組みに関しては今後記事にします。

※「重複キーワードは極力避けた方が無難」というのがWebライターズの見解です。

3位に着目してください。タイトルに悩みというキーワードがないのに上位にいます。これは、descriptionというサイトの説明文に悩みというキーワードが入っているからです。タイトルだけが検索エンジンの上位に来るための絶対条件ではないということがお分かりいただけたかと思います。

タイトルを28文字以内にするとGoogleは正確に表示してくれる

リスクルさんの画像をもう一度見てください。途中で文字が切れてしまっています。2015年現在のGoogleは、タイトルが28文字までは検索結果できちんと表示してくれます。後半にメインのキーワードを入れ込んだ場合、表示をされていない可能性があるので注意をしてください。

28文字以内であれば確実に表示されます。

28文字以内なんて無理な場合

問題ありません。バズっている記事がすべて28文字以内というわけではありません。単純に検索エンジン上で切れてしまうだけです。しかし、タイトルはあくまでもシンプルに分かりやすくを心がけてください。検索ユーザーに伝えたいことがあるのであれば長くても構わないのです。

実際クライアント様のサイトでも35文字で作ったタイトルもあります。

宣伝文句はGoogleは嫌う

Googleは、証明をきちんとできるものであれば評価を与えますが、あいまいな宣伝文句には評価を与えません。さらにはスパムになる可能性があります。現在検索上位に来ているサイトでも通報をされれば審査が入りますので、極力宣伝文句はタイトルにはつけないようにしましょう。

【評価が落ちる例】

  • どこよりも安い●●パソコン
  • 絶対に痩せることのできる●●サプリ

括弧を使うのであれば1つだけ!

『』【】()「」の括弧を使うタイトルが最近増えてきました。括弧はSEOでは評価されません。クリック率が上がるというデータもありますが、使うのであれば1度だけにしましょう。

【間違った括弧の使い方】

  • 【必見!】パソコン起動を早くする「7つのフリーソフト」
  • 【速報!】口臭がすぐ取れる『●●サプリ』新発売!

【正しい括弧の使い方】

  • 【必見!】パソコンの起動を早くするフリーソフト7選
  • 必読!「口臭が取れるサプリ」を試してみた

何度も言いますが、シンプルなタイトルにすることを心がけてください。

●●選を使うのであれば、数をきちんと合わせる

まとめサイトでよく使う●●選、Webライターズもよく使用します。しかし、この数が合っていないサイトが多いのです。読者の信頼を失います。結果的にクリックされて表示されても次回は来てくれなくなるかもしれません。

補足:まとめサイトの場合、数を稼ぐために同じようなことを書いているコンテンツをよく見かけます。下の形は検索エンジンにも嫌われます。

タイトルの付け方で間違っている例

極端な例ですが、同じような内容の記事を書くのは全く意味がありません、タイトルの数字を増やしたいがために意味のないコンテンツを書くのはやめましょう。

心理学用語をタイトルに絡ませる

心理学用語をタイトルに絡ませるのは有効的です。

  • プレグナンツの法則を使ってコンバージョンをあげた方法
  • 経験の法則を使ってカートのボタンを変えたら売上が5倍になった

心理学を使って実証したことであれば、心理学用語を使用するとよいでしょう。しかし、使ってもいないのにタイトルに心理学用語をつけたからといって成功するわけではないということはもうおわかりですよね。

心理学用語辞典:http://www.1-ski.net/

キラーキーワードを入れ込む

キラーキーワードとは、読者の目線を引くワードのことです。

  • 受験の常識をぶっ壊せ! 東大に合格するために必要なたった3つの習慣
  • 要注意?! 絶対にやってはいけない歯磨きの仕方

キラーキーワードはSEOの側面から見ると使うのが非常に難しいので、サイト力が高まってから使用することをおすすめします。キラーキーワードは町中に溢れています。

電車の中吊り広告や看板をよく見てください。キャッチコピーを考えるプロたちがどのようなワードを使っているかメモをしておくことで、ご自身のタイトルの付け方に幅が広がってきます。

まとめ

本日ご紹介したものは、すべて結果が出たタイトルの付け方です。サイトを1年以上運営していてアクセス数が伸びていない場合は、タイトルを変えるだけでも効果が出てくるはずです。

もちろん、タイトルに合った「中身の濃いコンテンツがある」というのが最低条件です。きちんとした記事を書いているのであれば必ずGoogleは評価をしてくれます。ほんの少しだけでもいいのでタイトル作りに時間をかけみてはいかがでしょう。

タイトルについては、非常に奥が深いので今回の記事だけでは全てをお伝えできていません。第2回目はデータが揃い次第、アップしたいと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。質問等ございましたらコメント欄にご投稿ください。

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坂下 暢宏

Webライターズドットコムのシステム部管理人。ライティング担当。Webマーケティングの関連のお仕事を行う傍ら、現在までに蓄積したノウハウを公開しています。

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