Webライターが意識すべき「SEOライティング」の6つポイント

Webライターが意識すべき「SEOライティング」の6つポイント

あなたは、Webライターになくてはならないものは何だと思いますか?

「文章力!」

文章力がなければライティングはもちろんできません。
しかし、Webライターは文章を書くのが仕事ですので、最低限の文章力は当然備わっているものだとクライアントは考えています。

そこで求められている、なくてはならないものが、

「SEOライティング力!」

なのです。今回は、ぜひ身につけて欲しい力「SEOライティング」というものにターゲットを当ててお話をします。

SEOという単語を一度は目にしたことがあるでしょう。
いま、Webライターには「SEOライティング力」というものが強く求められているのです。

SEOってなに?

サーチエンジンの検索結果のページの表示順の上位に自らのWebサイトが表示されるように工夫すること。また、そのための技術やサービス。Webサイト構築などを手がける事業者の中には、SEOをメニューに用意しているところもある。

サーチエンジンは登録されているWebページをキーワードに応じて表示するが、その際の表示順位はそれぞれのサーチエンジンが独自の方式に則って決定している。この順位が上にある方が検索エンジン利用者の目につきやすく、訪問者も増えるため、企業などでは検索順位を上げるために様々な試みを行う場合がある。その様々な技術や手法を総称してSEOという。

引用:e-words

簡単に言えば、目的のサイトを検索した時に、できるだけ上位に出現させる技術です。

クラウドソーシングサイトで調べてみると、ライターと呼ばれる仕事は大きく2つに分かれます。

1つ目は、雑誌などの記事を書く仕事
2つ目は、ホームページに載せるコンテンツとして記事を書く仕事

雑誌などの記事の場合は、雑誌が書店などに並ぶため検索エンジンのことを意識せずに文章を組み立てられます。しかし、ホームページに載せる記事の場合は、閲覧される場所が検索サイトに限られるため、検索エンジンのことを意識して文章を構成する必要があります。

さらには検索されて上位に表示されなければ、無数にあるホームページの中から目的のホームページが人々の目に触れることはありません。つまり、その記事が読まれることもないのです。

検索をしたときに、100位のホームページを見ますか?
1ページ目にあるホームページだけを見るという人たちが大半です。

多くのクライアントは自社の記事を読んでほしいために、お金をかけてライターに記事を発注したりします。ただ「読まれること」で収益が上げようとするホームページを作りたいからです。しかし、もともと検索画面の上位に表示されなければ、そのホームページを見る機会すらなく、当然読まれることもないわけで、結果として収益が上がらないホームページを作ってしまうことになるのです。

こういう流れから、最近ではライター募集の案件内容に、「SEOを意識して書ける方」という条件を入れるクライアントが増えてきています。

実例をお見せしましょう。これはランサーズの中に掲載されていた、あるクライアントの案件です。

seo

記事中②にあるように、「SEO対策として各キーワードを2~3個入れてください」という条件があります。

実際には、キーワードを入れるだけでは検索エンジンはホームページを上位に表示させません。もっと徹底した施策が必要です。ようするにクライアントの多くは、SEOに関して間違った解釈をしていたりもするのです。

※Googleの検索エンジンは不定期にアップデートを繰り返しています。このブログでは、仕様が変わってしまうと使えなくなるものは極力排除して、解説したいと思います。また、サイトの構成(h1タグやh2タグ)などに関しては今回は言及せずに、ライティングのみの視点で解説をしていきます。

まずは知っておくべき、絶対にやってはいけないSEO。
以下のことをまずは頭に入れておきましょう。

間違い#1:キーワードをたくさん入れる

はっきり言って、古いです。いつの時代のSEOだよ、と突っ込みたくなります。ひと昔前であれば、例えば、高校受験の勉強法に関して記事を書いてくださいという案件のホームページだったら、「高校受験の勉強法」というキーワードをたくさん書くだけで検索上位に表示されていました。いまは違います。この方法はまったく通用しません。

ここで忘れてはいけないのは、小手先の検索エンジン対策は何の意味もなさないということです。

Googleはつねにユーザーが欲しがっている情報を検索の上位に表示させようとしています。そのためにアリゴリズムをより良いものに変えていっています。

でも諦めないでください。もしもあなたがWebライターとして、この日々進化しているSEOの知識も兼ね備え、コンテンツ作りにまでもクライントに助言できるようになった場合には、仕事がどんどん増えるのは確実なのです。

間違い#2:500文字以上書けば上位表示される

500文字というのは、手軽に書くことができる量です。10分もあれば書けるてしまう人も多いと思います。そういった理由からか、クラウドソーシングサイトでは、「500文字以上を募集」という案件をよく見かけます。

しかし、500文字そこそこのテキストでは検索の上位表示をさせることはできません。

しかし、検索エンジンに全く情報がないものであれば500文字以内でも検索の上位表示は可能です。

例えば数学の定理の中に「中点連結定理」というもがありますが、中点連結定理についての記事を書いてくださいといった案件であれば、500文字書けば上位表示は可能です。つまり、500文字が指標ではなくキーワード情報自体の希少性によって、検索の表示上、求められる文量も変わってくると考えてください。

現在のGoogleは「記事の質」を非常に重視します。「記事の質」です。もちろん文字量もその1つの評価になるのですが、単純に500文字以上を書いたからといって検索の上位に表示されることはありません。

極端な話ですが、10万文字書いても、「質の低い記事」は評価をされないということです。

間違い#3:毎日更新していれば上位表示される

自社でWebを運営する、ある社長さんからこんな相談を受けました。

「ほぼ毎日、記事をアップしているのにいっこうに上がらない!(検索上位に来ない) どうなってるんだ!?」

そのホームページを拝見させてもらうと、その記事内容はひどすぎるものでした。
ファイナンシャルプランナーを受験する人に向けた試験を案内するホームページだったのですが、用語集をただ羅列しただけ・・・のものでした。

SEOライティングでダメな例

SEOライティングでダメな例

恐ろしいことにこのレベルの記事を2年間書き続けていたのです。(逆に2年間続けていたことがスゴイ!!)どうやら記事の数が多ければ検索エンジンに評価されるとどこかで聞いたらしく、その社長さんはひたすら質の低い記事を2年間アップし続けていたのです。

記事をいくら書いても、Googleは評価しません。その内容、つまり「質」を見ているのです。

問題のホームページには、解析ツールのアナリティクスすら入れていない状態だったので、2014年の11月にアクセス解析ツールのアナリティクスを入れてみました。

SEOライティングがダメなアクセス解析

SEOライティングがダメなアクセス解析

分析の結果、1日30アクセスもないホームページであることがわかりました。こんなことにならないよう質の悪いコンテンツを書いてアップすることはやめましょう。

ここからは、SEOライティングで特に意識しておくべきことを解説していきます。

#1: 関連検索ワードを意識した文章を作る

関連検索ワードとは、入力したキーワードと組み合わせて検索されるキーワードや、その入力したキーワードと関連性の高いキーワードを、ヤフーやgoogleが機械的に収集し、そのなかでも検索回数の多いものを自動的に表示する機能を指します。

kiji
検索したいキーワードを入力すると、自動的にこのようなものが上部と下部に出てくると思います。

ここで関連するワードを意識してください。
例えば、「ダイエットの効果」について記事を書いてくださいという案件があったとします。

この場合、1番最初にすべきことは検索エンジンでダイエット効果で調べることです。
daiet

  • 炭酸水ダイエット効果
  • 寒天ダイエット効果
  • 玄米ダイエット効果
  • もやしダイエット効果
  • はちみつ黒酢ダイエット効果

このような関連検索ワードが出てきます。

この関連検索ワードについての記事を書けば、記事を読んでもらえる可能性が高くなるということになります。

稼げないWebライターは、検索されないキーワード(※)で記事を作成するという共通点があります。

※ツイッターやラインなどのSNSで拡散されることがあるので、必ずしもNGというわけではありません。

注意:この関連キーワードを使って質の低い記事を書く人が溢れています。

(よくあるダメな例)
「炭酸水ダイエット効果についてあなたは知っていますか?炭酸水って今芸能人にも流行っていますよね。これを応用したのが炭酸水ダイエットです。炭酸水のダイエットの効果は絶大です。炭酸水のダイエット効果について、私も独自に調べてみました。まず最初に買ったものがこの商品です。」

このように内容的になんの価値もない記事は、いまや上位表示されることはありません。

炭酸水ダイエット効果の記事を書くのであれば
「炭酸水ダイエットの効果を高める7つの方法」とタイトルをつけ、メリットやデメリット、なぜ炭酸水が良いのか、お風呂で使うのか、飲むのか、周りの口コミ状況などをまとめたコンテンツを作成すべきです。

ビックキーワード(検索数が多いキーワード)はライバルも多く、検索ヒット数も膨大です。その激戦区で戦うのは得策ではありません。消耗戦になるからです。

ぜひ、「検索されているキーワードで検索ヒット数が少ないもの」。これを意識してください。

#2: へぇ~と思われる文章こそGoogleは評価する

一昔前に「へぇ~」というのが流行しましたね、そうトリビアの泉です。同様に、Googleは誰でも知っている情報には評価を与えません。

よく案件募集には、「コピー文章は禁止です」と注意書きされていますが、これはコピーをホームページ上に掲載してしまうとGoogleから排除される危険性を回避するためのものです。

対策としては、「誰でも知ってる情報はサブコンテンツ」として取り扱うようにしましょう。

去年、2014年のGoogleの大型アップデートにより、質の悪いコンテンツが多いサイト(ホームページなど)はどんどん圏外へ飛ばされていきました。排除されました。

つまりGoogleは、コンテンツの質をかなり重視するようになってきているのです。

検索する人が何を求めているか考える

例えば、探偵会社から「浮気調査」に関するライティングを依頼されたとします。

この場合・・・
「浮気調査は、○○円が相場で○○探偵社はとっても安いです・・・」というような記事を書くライターは多いかもしれません。

すでに検索エンジン上には「浮気調査」に関する記事は膨大にあります。そんな状況下で、同じような記事を書いても決して上位には表示されません。

まず考えるべきは、「浮気調査」と検索した人が何を求めているか? この一点です。

  • 浮気調査の相場を知りたいのか?
  • 浮気調査にかかる費用を知りたいのか?
  • 浮気調査の探偵社を知りたいのか?
  • 浮気調査で評判のよい探偵事務所を探しているのか?
  • 浮気調査の平均日数を知りたいのか?
  • 浮気調査の探偵事務所の選び方を知りたいのか?
  • 浮気調査を自分で行う方法を知りたいのか?
  • 浮気調査をする前に気をつけるべきことを知りたいのか?

少し考えただけでも、「何を求めているか?」ということは考えられるはずです。ライティングの際には、このような思考でキーワードを考えてください。

例えばなにか商品の相場でも○○円という情報は溢れていますよね・・・では、全国平均がいくらとか、都道府県ごとに費用を出して記事をまとめたりするのはどうでしょうか。

「じゃあ、誰も知らない情報を掲載したら上位表示されるの?」

残念ながらそういうことではありません、あくまでも評価がされるだけです。
本気で「浮気調査」というビックキーワードで1位を取得したいのであれば、先ほど挙げたコンテンツだけでなく更に深くまで掘り下げて記事をアップしていく必要があります。

1枚ページだけで1記事のようなサイトは、今後は検索で上位表示されなくなってくるでしょう。そうなった場合(もうすでにその時代になっている)、Webライターとして生き残るためには、良質なコンテンツをどれだけ考えられるか、書けるかになってきます。

検索をして、同じような情報がたくさん出てくるのであれば、その記事は評価はされないと思ってください。後から同じような記事を書いても今現在、存在しているサイトより上位表示(※)されることはないのです。

※厳密に言うと、質の高い記事を書き続け、ドメインパワーが強くなれば逆転することは可能です。「書き続ける」ことが大事になってきます。

#3: タイトルの付け方を工夫する

タイトルはとても重要です。検索エンジンは、そのホームページ(サイト)のタイトルと中身のコンテンツを見て、検索上の「どこに出すか」を決める評価基準のひとつにしているからです。

タイトルにSEOキーワードを入れる

例えば、「キュウリの育て方」という記事を書きたいと思ったら、その文言を必ず入れるようにします。

しかし、「キュウリの育て方とは? キュウリの育て方教えます」

という繰り返しキーワードを入れる方法は、いまは推奨されていません。たくさんキーワードを入れ込んでも評価がプラスに働くことはありません。

具体性のあるタイトルをつける

例えば、キュウリの育て方の記事を書いたとしましょう。その場合、記事の内容を「具体的に表す」タイトルをつけることが重要です。

  • おいしいキュウリの育て方なのか
  • 品種によって育て方が違うのか
  • キュウリの育てる期間はどれくらいなのか
  • 失敗しやすい育て方をまとめているのか

何を書いたか? をまとめる癖をつけましょう。例えばこうです。

「キュウリの育て方」

「初心者でもできるおいしいキュウリの育て方のポイント9つ」

後者の方がより具体的だと思います。「初心者でもできる」「おいしいキュウリの育て方」「ポイント9つ」このようなタイトルの付け方をすると検索エンジンも理解しやすくなります。

そしてタイトルと内容が一致すれば検索エンジンで上位表示されやすくなります。

タイトルは28文字前後でつける

検索画面上に表示されるタイトルの長さは、変わります。32文字まで検索結果で表示される場合もありますし、28文字で切れてしまう場合もあります。検索ユーザーのパソコンに依存するものなので、28文字~32文字を心がけていきましょう。

そして長すぎると切れてしまうので注意しましょう。

#4: 1コンテンツ1テーマを守る

1つの記事で、あれもこれもキーワードを埋め込んで記事を作成をするのはオススメしません。1つのキーワードについて具体的により深く記事を書けば、検索エンジンは評価をしてくれます。

浮気調査の例を前記しましたが、1つのキーワードでも多くのコンテンツを作成することは可能です。よって、「何を求めているか?」ということに主眼を置き、テーマを絞って記事を作成するようにしましょう。

#5: キーワードの配置場所

例えば、1000文字程度の記事があった場合、前半の200文字の中にキーワードがあり残り800文字の中にキーワードが入っていなかった場合、検索エンジンは何が重要なのか理解しにくくなってしまいます。

以下の5つの場所を意識してください。

  • タイトル
  • キャッチ
  • 段落の最初のほう
  • 段落の最後のほう
  • 最後のまとめ

キーワードの配置位置

ただし文章が変になるようだったら無理にキーワードを入れる必要はありません。あくまでも検索ユーザーに分かりやすいことが1番です。

#6: 指示代名詞は使わない

「あれ取ってよ」「これは○○だよ」日常ではよく使う言葉ですが、検索エンジンは「あれ」が何なのかが分かりません。「あれ」や「これ」などの指示代名詞は、検索エンジンが何を書いているのか判断できない場合があるので多用するのはやめましょう。

もちろん文章自体が分かりにくくなってしまう場合もあるので、絶対に使わないで!ということではありません。

SEOライティングのまとめ

SEOライティングに今回は触れましたが、ご自身でブログやホームページを持っている方は h1やh2といったタグの配置など、覚えるべきものはあります。htmlタグに関しては別の機会にアップできればと思います。

検索エンジンは目覚ましいスピードで更新をしています。付け焼き刃な対策はまったく意味がありません、むしろペナルティを食う可能性の方が高いのです。

いちばん大切なことは、「検索ユーザーにとって有益な情報を提供すること」を意識することです。これからの時代は「この」意識が必要です。

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坂下 暢宏

Webライターズドットコムのシステム部管理人。ライティング担当。Webマーケティングの関連のお仕事を行う傍ら、現在までに蓄積したノウハウを公開しています。

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