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webライティングのコツ・基本から応用まで解説

文章の書き出しで困ったときの7個のパターン集

文章の書き出し

いざ文章を書こうとしても、なかなか書けない。そんなときに活用できる7個のパターンを作りました。基本的に、すべて今までのブログでも使っている方法です。どれかに当てはめて書けば、書き出しで苦労することはなくなると思います。

ダメな例と良い例を出してご紹介します。

1.「セリフ」から書き出す

Webライターズでも「セリフ」から文章を書き出すことがあります。
タイトルの付け方を変えたら1ヶ月でアクセス数が30倍になった話

セリフは、読者が感情移入しやすいという効果があります。興味を引くセリフが冒頭に書いてあればそのまま読み続けてくれる可能性も高まります。

ダメな例

お茶を飲みにいくなら京都にいくべきである。京都の宇治にいけばとても美味しいお茶にありつける可能性が高まる。静岡のお茶も美味しいが京都のお茶も美味しいと思う。そのお茶を紹介したいと思う。・・・

よい例

「なんだ! このうまいお茶は!!」僕の友人は驚きの声をあげた。静岡のお茶が美味しいと言われているが、京都の宇治で今まで飲んだことのないお茶を見つけてしまった。それを今日は紹介したいと思う。・・・

セリフで書き出す注意点

セリフから書き出すのは、とても簡単で私自身もよく多用します。
気をつけるポイントは3つです。

登場人物を設定する

誰が言っているのか、分かるようにしなければなりません。上の例文では、友人が叫んでいる形にしています。

会話形式も読みやすくなる

例えば、「なんだ! このうまいお茶は!!」「だろ? 京都で見つけてきたんだよ」「まじで? どこの店」「○○農園っていう店なんだ」
登場人物を2人にして会話形式にすることで、読者はその情景を浮かべやすくなります。

情報を詰め込み過ぎない

セリフは、長すぎると読者は疲れてしまいます。できるだけ短く、分かりやすく書くことを意識しましょう。
※Webライティングにおいては小説と違うため、ダラダラと長い会話文は敬遠されます。

2.「疑問文」から書き出す

疑問符「?」がついた文章は、その答えはなんなんだろうかと読み進めてくれます。
Webライターが意識すべき「SEOライティング」の6つポイント

ダメな例

ブログのアクセスを100倍にするのは簡単なことではない。たくさんのブロガーが毎日記事を書いているんだからあなたの記事なんて誰も見ません。だからこそ、書き方を変えなければなりません。・・・

よい例

ブログのアクセスを100倍するにはどうしたらいいでしょう?それはまず文章の書き方を変えることです。たくさんのブロガーが毎日記事を書いているんだからあなたの記事なんて誰も見ません。・・・

後者の方が明らかに精読率が高まります。

「疑問文」から書き出す注意点

疑問文から書き出すのも特に難しくありません。
投げかけ、問題提起な形になります。気をつけるポイントは3つです。

「疑問文」→「答え」の流れを守る

疑問符だけで終わる書き出し方もありますが、ウェブの読者は「せっかち」です。すぐに答えを用意しておいた方が得策です。もちろんその答えが読者の想像の範疇だった場合には離脱されてしまいます。煽る必要はありませんが、意外な答えを用意しておけば、そのまま読み進めてくれう可能性がグッと高くなるのです。

疑問文が作れないときには、答えから疑問文を考える

Webライティングでは、基本的に「何か」を売りたい、伝えたいというのがメイン(主眼)になってきます。記事ごとにテーマがあるはずです。そのテーマ・核となるものから疑問文を作ります。

例えば、誰でも上手な絵を描ける方法を紹介したいとします。私なら、誰でもうまい絵を書ける方法を知っていますか? という書き出しで始めます。

「疑問文」→「理由」→「結論」のテクニックを使っても良い

世の中の文章、特に新聞はこのような組み立てをしていることが多いのです。

なぜ最近の若者はすぐ会社を辞めてしまうのか?(疑問)

それは、情報化社会により・・・・(理由)

だから、会社を辞めてしまうのです。(結論)

理由があまりにも長いとWebの場合は離脱をしてしまうので注意です。

3.「結論」から書き出す

「結論」から書くケースは、自分がこれは絶対に読者に知っておいてほしい! と自己主張を強くしたいときに活用します。

ダメな例

パソコンを覚えたい高齢の方が増えています。習うより慣れろという言葉がありますがパソコン教室に通った方が早く覚えることができます。

よい例

高齢の方がパソコンを覚えたいのであればパソコン教室に行って覚えるべきです。習うより慣れろという言葉がありますが、パソコン教室に行ったほうが早く色々なことを覚えることができます。

「結論」が読者にとって「え? そうなの?」と思う人と、「うん、確かに」と思う人に分かれる「結論」を書けば読み進める確率が高まります。例の場合では「パソコン教室ではなく自分自身で触って覚えた方がいいだろう」と思う人と、「パソコン教室に通った方がよい」と思う人に分かれます。

自分の考えと違う文章に出会うと人は、「反論できる」箇所を探そうとします。「結論」の文章から書けば続きを読みたくなる読者が多いというデータもありますので試してみるとよいでしょう。

「反論できる」余地を残して文章を組み立てすぎると、炎上する場合もあるので注意してください。

「結論」から書き出す注意点

結論から書き出す場合は、以下の2つのポイントに気をつけてください。

書き出しの結論を維持する

書き出しの結論で言っていたことが、文章の途中で逸脱したり逆の意見になってはいけません。

結論があるのに理由がない文章はNG

結論で書き出す場合は、必ず文章中にその根拠となる理由を入れなければなりません。理由がないと読者の納得は得られません。

4.○○しませんか? ○○してみませんか? と書き出す

「提案書き出し」と勝手に名づけていますが、先ほどの「疑問文書き出し」とは少し意味合いが違います。この○○しませんか?は、提案のニュアンスで使います。読者の行動を変えたい場合に使っています。

ダメな例

毎日ブログを書いていれば必ずアクセスは伸びるものです。どんなに忙しくてもブログを休まないことは確かに辛いことかもしれません。しかしアクセスが欲しいでのであれば書き続けるしか道はないのです。その証拠をお見せします・・・

よい例

毎日ブログを書いてみませんか? ブログを休まず続けるのは辛いですが、毎日ブログを書けばアクセスは必ず伸びてきます。その証拠をお見せします・・・

○○しませんか? ○○してみませんか? から書き出す注意点

○○しませんか? を使う時は、同調を促したいときにも使うことができます。注意点は2つです。

テーマを決めてから書き出す

○○の中は、あなたが読者に一番伝えたいことを書きます。読者に対して提案をするのですから、それをすればどう変わるのか? 何が得られるのか? に対する理由を書く必要があります。

「理由」を必ず書く

読者は知らない人に○○しませんか? と言われても心は動きません。「理由」をきちんと書くことで納得します。

5.エピソードから書き出す

エピソードの書き出しを多用している人は多くいると思います。日記ブログは特にその傾向があります。テーマを決めたらそのテーマのエピソード(物語)を考えます。

ダメな例

仕事をする上でメモを取るのはとても重要です。近頃はノートも持たず、スマホでメモする新入社員が増えてきた。上司が説明をしているときにスマホをいじっている様子は滑稽だ・・・

よい例

昨日、社内で驚きの光景を目にしました。コピー機の使い方を教えている上司の横で新入社員がスマホをいじっていたのです。近頃はノートも持たずスマホでメモをするのが当たり前と耳にしたことがありましたが、私の会社でまさかこんな光景を目にするとは思わなかったです・・・

エピソードから書き出す注意点

文章全体をエピソードで固める場合もありますが、今回は書き出しの注意点をまとめます。気をつけるポイントは2つです。

エピソードの始め方に注意

例では、「昨日、社内で驚きの光景を目にしました。」と書き出していますが、短く冒頭に書くよう配慮します。短くまとめられない場合は、「○○がありました」この○○の部分にエピソードを書き込むだけでOKです。

いつ、どこでを明確にします

いつ=今日なのか昨日なのか、一週間前なのかを明確に書きます。
どこで=場所を明確に書くようにします。

6.読み手を限定して書き出す

大学のレポートの文章では使えませんが、Webライティングでは非常に使えるテクニックです。読み手を限定するというのは、書き出しで○○のテーマで書くから興味ある人だけ読んでね、という形で構成します。

ダメな例

ブログのアクセスを集めるためには、文章の書き方を変えるのはもちろんのこと、写真を入れたり、見やすいレイアウトに変えたりする必要があります・・・

よい例

ブログのアクセスを増やしたい人だけ読んでください。ブログのアクセスを集めるためには、文章の書き方を変えるのはもちろんのこと、写真を入れたり、見やすいレイアウトに変えたりする必要があります。まずはアイキャッチ画像を入れましょう。アイキャッチ画像とは・・・

読み手を限定して書き出す注意点

必ず読んでもらいたい人を最初に決めなければなりません。気をつけるポイントは2つです。

読んでもらう人を決める

文章を書き始める前に、どんな人に読んで欲しいかというターゲットを決めます。セールスレターでも同じようなことが言えます。例えば受験教材を販売している会社であれば、「成績を上げたい人だけ読んでください。」のように読んでもらう人を明確に決めます。

文章の中に誰でも行動できるような簡単な方法を書く

読み手を限定する場合は、文章中に誰でも行動できるように簡単な方法を書いてあげます。例の場合は、ブログのアクセスを増やしたい人だけという限定の書き出しをしているので、それを達成するために簡単な方法(例ではアイキャッチ画像)を書いています。

※読み手を限定して書き出す場合には、否定文でも書くことができます。

ブログのアクセスを増やしたくない人は読まないでください。

よりインパクトを与える形になりますが、一歩間違うと胡散臭い文章になってしまうので注意しましょう。

7.データから書き出す

データから書き出すと信ぴょう性が出るため、読み進めてくれる可能性が高まります。

ダメな例

Apple Watchがついに発売された。Apple Watchは普通の時計と何が違うのか調べてみたので報告をしていこうと思う・・・

よい例

アップルウォッチの出荷台数は1900万台を予定していることが明らかになった。4月24日の発売以降すごい人気だが、普通の時計といったい何が違うのかを調べてみたので報告をしていこうと思う・・・

データから書き出す注意点

注意点は2つです。

データが正確かどうか

データが正確でなければ、それ以後信用されなくなってしまいます。データの引用先などは気をつけるようにしましょう。

ホットなニュースほど読んでくれる確率が上がる

例ではApple Watchのことを書きましたが、話題のモノは特に情報を欲しがっている人が多いため、記事も注目されやすくなります。もちろん同じテーマを扱うライバルも多く存在しますので、違った切り口で書くと、より効果的です。

例えば、Apple Watchを買わない人は日本国民の○%でした。買わない理由をランキング形式にて発表します! といった書き出し方もできます。

意見を言わないとつまらない文章になる

データの話しで書き出すと固い感じになるので、自分自身の意見をきちんと文章中に書くようにしましょう。データから分析できる意見を書くことで記事の質が高まります。

まとめ

以上が私自身が使っている書き出しパターン7個です。ブログであれば、「今日は○○の話をします。」だけでも問題ありませんが、インパクトが足りないと感じる場合は、会話形式や疑問文にするのがおすすめです。

書き出しで何分もキーボードの前で悩んでいる社員を見かけることが多いのですが、あまり深く考えず、まずは書いてみることから始めるといいのではないでしょうか?

構成で困った時は、この記事がおすすめです。
SEOを意識しながら起承転結を使わずにおもしろく文章構成する方法

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坂下 暢宏

Webライターズドットコムのシステム部管理人。ライティング担当。Webマーケティングの関連のお仕事を行う傍ら、現在までに蓄積したノウハウを公開しています。
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