ブログ文章はなんて書いたらいいの?を解決するとっておきの方法

文章を書く

ズバリ、「書きたくても書けない人」に送る「書けるようになる」方法です。

はたまた「書け!」と社員さんに命じてもなかなか願いが叶わない社長さんにお伝えする、「社員がブログを書けるようになる」方法です。

試行錯誤とトライアンドエラーの末に編み出した、「ブログが書けるようになるとっておきの方法」と名づけます。

 
ある日この会社の社長はオウンドメディアを標榜し、コンテンツマーケティングを極めようと、社員さんたちに指示を出しました。

社長:「今日から週イチで1個づつブログを書いてください。全員です」

社員A:「わかりました! 文章書くのは不得意ですが、とにかくがんばってみます!」

社員B:「なんて書いたらいいのかわからないので、時間がどれだけかかるのか読めません!」
    「よって、1週間で1個ブログが書けるかどうかわかりません!」

社長:「業務命令だし、ルールなので、全員とにかくやって提出してください!」

比較的短い朝のミーティングでしたが、思いの袖がぶつかり合って、多少不穏な空気をオフィス内に感じました。

 
1週間後、社員Aは期限ギリギリでもなんとか頑張って書き上げてきました。ところが社員Bは、社長にこう言いました。

「今週はいろいろと急ぎの案件も入ってしまったので、そちらのほうに時間を取られ、なかなか着手することができませんでした。いや、書かなければいけないことは十分わかっていますし、その重要性も十分認識しているつもりです。やろうと思えばなんとかできないことはなかったんですが、どうしても始められませんでした。ついてはまず、できるかぎり早くブログを始めるための対策をとっていかなければいけないと認識しています。はい」

・・・最後のほうは政治家のコメントに似ています。

ブロクを書く仕事・・・これは実際に会社で起こった実話です

つまり社員Aはブログを書き上げ、社員Bはほとんど手をつけることができませんでした。とくに社員Bに何か突発的な仕事が大量に、この1週間で発生したわけではありません。適度に忙しく、適度にヒマな、普段と変わらない1週間でした。

その後、社員Aは次の週に2本目、その次の週には3本目、とブログを書き起こしていき、今では本人自ら「ネタを考えるのが楽しい・・・!」と発言するまでに成長しました。

かたや1本目を書き上げられなかった社員Bは、その後もなにかにつけ「できない」理由を見つけ出し、ブログ会議に’言い訳’を持ち込んでいました。(「言い訳」は英語でexcuseです。Excuse me.とか言いますよね。そうです。’失礼’なのです。)

 
では、この2人の間に存在した決定的な違いはなんだったのでしょうか?

社員Aと社員B、ともにスタート時点はブログ初心者です。

やる気の違い・・・それだけだったのでしょうか? 気持ちだけだったらBにもあったはずです。

実際に行動に移せたか移せたのかどうかの違いでしょうか? いや、それだけではブログを書き続けることはできていないでしょう。

それではなんだったのでしょうか? 

それは! その2人の決定的な違いとは! 以下のことを知っていた! たったそれだけのことだったのです!

 
・・・と書くと、以下を続けて読みたくなりますよね? いや、そうでもないでしょうか? 

少々導入が長くなってしまいました。

この文章の流れは、アメリカのニューズウィークの有名なセールスレターのマネです。最後に「新聞買ってください」と出てくるあのレターです。先日、セールスレターの勉強をしていたので、若干その影響を受けています。

でも、この後を読んでみたいと思った方がいらっしゃったら、ちょっと勝った気分に浸れます。反対に、ここまで読んで「は? なんのこと?」と思った方がいたとしても落ち込みません。

文章を書くことは毎日訓練だからです。自分はまだまだということです。日々これ精進なり。

話しを元に戻します。今回はブログを書き始めるときに、「なんて書いていいのかわかりません!」と言ってしまう・・・そんなアナタに向けて書きました。

こうすれば「ブログを書ける」というものです。具体的に言うと、「ブログを書くときの思考の順番」だと思ってください。

この順番に従えば、ブログを書けない! なんてことはありません。

じつは社員Bは、その後この方法を導入し、ブログが書けるようになりました。なんとかがんばって書けています。

スケジュール通りにブログがアップされています。そして社員Aには、はじめにこの方法を説明し、彼は素直にそれに従ってやっていたのでした。

ブログを書くとき、まず最初でつまづいているアナタ! ぜひ以下の方法を試してみてください。夢のブログすらすらライフを手に入れることができるかもしれません!

 

ブログを書く順番

①伝えたいことを明確にする(何をいいたいのか) ➡ ②まとめの項、最後の節を書いてしまう ➡ ③伝えたいことの詳細項目を考える ➡ ④詳細に「なぜ」を追求する ➡ ⑤タイトルを考える ➡ ⑥全体の文字量のバランスを考える ➡ ⑦SEOを考える

この順番を守ってください。つい、②をやらずに③のいくつかを思い浮かべてしまう人が多くいます。

つまり「まとめ」を書ききらずに、こういうことも言おうとか、こういう項目も書いておこうと詳細項目がいっぱいアタマに浮かんできて、なかなか「まとめ」の文章にてをつけない。

「まとめ」の文章を書いてしまってから、詳細項目は考えていきましょう。順番を飛ばさないようにしてください。

それぞれ詳しく具体的に解説します

①なにを言いたいのか、なにを伝えたいのかを明確にする

●メモに書き留める
書かなければいけないテーマは決まっていると思います。そのテーマでもって「なにを言いたい」のか、「何を伝えたいのか」をメモに書き留めます。

メモに書き出さないといけません。アタマに思い浮かべるだけではダメです。

ブログを書いてる途中で詰まったときに、このメモを見返しましょう。話がずれていないかの確認ができます。また本来書きたかったことを再認識できます。必ずこの作業を行ってから次に進みましょう。

●ここでの注意点
何を言いたいのか、何を伝えたいのかを考えるとき、遠い昔の記憶、例えば子供のころの記憶を呼び起こすのはやめましょう。

記憶をたどっていくうちにどんどん遠い昔に行ってしまわないように気をつけてください。考えが迷走することになります。

なにを言いたかったのかを思い出し、メモに書きとめる。

「記憶を辿る」といった状態ではなく、「ひらめいた」状態で書き留めましょう。走り書きで構わないのでまずはメモのご用意を。

●ときにこういう人がいます
書けなくて行き詰る人です。「なにを書きたいのか?」と質問すると、その答えは以下のようなものです。

「こういうふうに書いて、こんなふうなことも入れていくとやっぱり説得力あるじゃないですか・・・」と、書く順番を説明しています。なにを書きたいのかの答えになっていないのです。

この状態に陥る人は結構いるようで、実際に会社の何人かがそうでした。

※書く順番よりも何を書くかです。何を伝えたいのかです。思いついたらメモをしましょう。

②まとめの項、最後の節を書いてしまう

何を言いたいのかが明確になったら、一気に最後のまとめの項を書きましょう。言いたい伝えたい内容に沿ってまとめを考えてください。そして書ききってください。

「まとめ」とは、こんなふうに締めくくれたらいいな・・・というものです。できるかぎり具体的に書いてみてください。

まとめの文章が出てこないということは、前段の「何を言いたいのか」「何を伝えたいのか」がはっきりしていないということです。

そのときは1つ前の作業に戻りましょう。

●文章をすっきりまとめるコツ
前段の「なにを言いたいのか」にも関係してくるのですが、読み手に対する自分の気持ちをまずは表現してみましょう。

例えば、この商品を使ってなにを得られるのかを伝え、そして「豊かになってほしい・・・」などと、気持ちを書きます。手紙のようになっても構いません。かっこよく書こうと思わず、まずは気持ちを書いてみましょう。

これこそまさに「伝えたいこと」なのです。

③項目(中見出し)を考える

これがある意味「構成」になります。本でいうところの「章立て」です。「○○の解決法」のようなテーマであれば、具体的にその方法を挙げていきましょう。とにかく多いほうがいいです。

まずはたくさん挙げてください。中見出しのタイトルをたくさん作りましょう。

●項目出しの注意点・・・起承転結を考えない
初心者であれば、とくに起承転結を考えないで項目を書き出してみましょう。そのほうがどんどん項目が浮かびます。

浮かんだ順番で書き出していきます。小説などと違い、ブログは中身が本物かどうかがすべてです。文中に盛り上がる場面を作ったり、伏線を張ったり、演出する必要はありません。構成の上手さよりは内容の濃さ・深さです。

とにかくたくさん思いつくまま書き出してください。順番を考えるのは後からでもできます。

④「なぜ?」を追求する

それぞれの項目について、「なぜ?」を追求しながら書き込んで行ってください。深く掘り下げることを意識します。

「なぜ?」について考え、その答えを書いていきます。

自分で書いた文章について「なぜそうなのか?」と問います。そしてその答えを導き出し、文章にしていきましょう。

きちんとその答えを表現して書いていくことが大事です。それが読み手のニーズであり、ここをきちんと書いているブログはきちんと読まれ評価されます。

~ここまででブログの90%が書けました。文章量としても十分ですし、読者も満足いく情報量だと思います。峠は超えました。ここから最後の仕上げです。~

⑤タイトルを考える

トップに写真を配置するパターンのブログがいまや主流です。この写真は「つかみ」というものです。写真素材選びはこの段階で行います。

9割方を書いてから写真は選びます。そして、このトップにくる写真はタイトルと連動あるいは関連していなければなりません。

写真選びから始めて、文章を書く前に写真を入れ込んでしまうと、どうしても写真に沿った文章になってしまいます。そうなると今度はテーマとタイトルが連動しなくなります。

トップの写真はタイトルに連動すべきで、その次に中身=テーマと連動するという順番でなくてはいけません。

●タイトル付けのポイント
SEO効果を意識した場合は、できるかぎり文頭に検索キーワードを配置します。しかしそうなるとキャッチーなタイトルではなくなります。

逆にキャッチーなタイトルにするとSEO効果は弱くなります。ブログのタイトルは、他の記事とのバランスで決めていきましょう。

SEOライティングについての詳しい記事はこちらです → Webライターが意識すべき「SEOライティング」の6つポイント

⑥文章全体の文字量とバランスを考えて修正する

何度か文章全体を読み返し、ある部分だけに偏りがないかをチェックしましょう。

文字量のバランスも大事です。僕の実態調査(会社の人たちを使って)では、多くの場合、ブログの後半にかけて文字量が少なくなってしまっていました。よって全体的に内容が薄いブログになっていました。

おそらく後半に疲れが出て、深く書けないのでしょう。アタマも疲れてくるのでしょう。まるでマラソンのようです・・・

ブログ全体がこうなってしまわないためにも、テーマを決めたらまずは言いたいことをメモして、その次に「まとめ」を書いてしまいます。

また、余計な言い回しをしていないか、くどすぎないかどうかもチェックしましょう。思い切って削る部分があってもいいと思います。

文章を書くというのは粘土の彫刻と同じで、足しては削りを繰り返しだんだんと形になるものです。

⑦SEOを考える

最後に検索キーワードで文章細部の調整をしましょう。検索キーワードに言い換えられるものは違和感ない程度で書き換えます。

先の写真の話と同じく、この検索キーワードを決めてから文章を書き起こしを始めていってしまうと、なかなか前に進みません。

検索キーワードをつぎはぎした文章になってしまうからです。ぜひ、SEOは最後に考えましょう。

ブログを書くときに注意する点

最も陥りやすいミス。先にも申し上げたようにそれは、ついこの順番を入れ替えてしまうことです。伝えたいことをメモした後に、ついタイトルを考えてしまったり、項目出しをしている途中で起承転結を考えてしまうなどです。

ついアタマに浮かんでも、その作業にかからないことです。順番どおりに書き進めて行きましょう。

どうしても浮かんでしまう場合は、メモに書き留めておき、どこかにしまいましょう。

まとめ

ブログの文章を書く方法はご紹介した以外にも、もちろんたくさんのやり方があります。人によっては書きながら浮かんでくるという、なんともうらやましい才能を備えている方もいます。

ブログではないのですが、小説家の村上春樹さんは、小説のシナリオは考えないで書き始めるらしいです。そのほうが先がわからなくて面白い、とブログでおっしゃっていました。天才とはこういうことなのだと思います。

僕ら凡人は頑張りましょう。

最初はこの方法で書いてみて、後に自分流が出来上がることを願っています。僕のパートナーは、まとめはやっぱり最後に考える、そして3番目あたりで詳細項目を作ってしまう・・・という順番でブログを書いてしまうそうです。

どんな方法でもかまいません。

「期限内に良質で豊富な文章を提供する」

文章書きを仕事とするからには、これをモットーにがんばりましょう!

ビフォー・アフター

最後に、社員Bの書いたブログのビフォー・アフターをご覧ください。情報ブログのとある記事の導入部分です。

この方法を採用して、文章もこんなにうまくなりました!

<ビフォー>

この方法を採用しないで、かたくなに自分流を通していたときの文章
※改行のタイミングも実物どおりです。

こんにちは。
○○です。

唐突ですが、このブログは、
「どうすれば解体費用を抑えられるんだろう・・・」
「長い間、解体工事をして隣家の人に迷惑をかけたくないな」

そんなお客様が「工事日数を少なくすませ、なおかつ費用を抑えるためのポイン
ト」を紹介しています。

さて、本題に入る前になぜこのブログを書こうかといいますと、
実は最近、日報ビジネスさんの取材を受けさせていただく機会がありました。
解体工事と産業廃棄物の専門誌ということもあり、解体業界の現状などお話をさせて
頂き、
ますます解体業界をクリーンにしていきたいと強く感じることが出来た貴重な時間
でした。

そんな中、ふと記者の人から
「どうすれば、工事日数を短縮して費用も安い業者を見つけることが出来るんです
かね?」
と質問を頂きました。

その時にお話した内容を、ぜひお客様へもお伝えしたいと思いブログとしてまとめ
させて頂きました。

<アフター>

この方法を採用した後の文章

つい先日、解体工事と産業廃棄物の専門誌の「日報ビジネス」という雑誌の取材を受けました。

解体業界全体の最近の動向や、解体工事の現状など様々にインタビューを受けたのですが、まだまだ新人の私にとっては、あらためて勉強になった貴重な時間でした。

そんな中で、記者の方からの質問でひとつだけ気にかかることがありました。「どうすれば、工事日数を短縮して費用も安い業者を見つけることが出来るんですかね?」というものです。

つまり、早くて安い業者はどうやってみつけるの?という質問です。

年間4800件以上の解体工事の相談を受け、お客様にできるだけ費用を抑えた解体工事をお勧めしている私どもに対する、記者さんの純粋な疑問だったみたいです。

しかしこの質問は同時に、「どうすれば費用を抑えられるんだろう・・・?」「長引いて隣家に迷惑をかけたくないな・・・?」と思っているお客様への回答にもなるな!と私は思ったのです。

そこで今回は、解体工事の「日数」を少なくし、そして同時に「費用」を抑えるポイントをまとめてみましたので、ぜひご一読ください。

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川添勤

Webライターズ創設者の一人。ライティング担当。健康情報サイト『ルナルナ』、音楽情報配信サイト『Music.jp』などを運営する株式会社エムティーアイ (東証第一部上場:9438)ソリューション事業部ICT担当顧問。書籍出版のプロデュース事業も抱えつつ毎日Webライティングのことばかり考え奮闘中。

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