Webライターズ

webライティングのコツ・基本から応用まで解説

4000文字の文章でも一気に書けるようになるシンプルな達成法

文章

ブログの「テーマ」は決まっているけど、いざ文章を書こうとすると書けない。

記事を書く仕事は受けてみたものの、書き出しがわからない・・・
悩む・・・
気の利いた文章にしようとすると余計に悩む。

そんな悩みにお応えしましょう。いまからお知らせするやり方どおりに実行できれば、4000文字くらいの文章は一気に書けます。

いたってシンプルな方法を貫くことで、400字詰め原稿用紙10枚くらいをこなしてしまいます。

「一気に書ける」は大げさかもしれませんが、じっさいに書けなくてもふつふつとアタマの中に書きたいことが浮かんでくる状態になります。時間が足りないだけ・・・という状態になります。

では、いま一度ここでコンテンツマーケティングの文章(記事)の条件を見直してみましょう。

これは絶対条件です。この条件をクリアできるかどうかでコンテンツマーケティングは決まります。

この条件は、「情報ブログは決して文章が上手くなくてもいい」と言われるゆえんでもあるのです。

コンテンツマーケティングの文章に必要な条件

3つの条件があります。

1.情報の質が高いこと

「文章の質」が高いことではありません。上質なコンテンツとは、「情報の質」が高いことです。

これが1番です。文章が上手いかどうかでもありません。ましてや文字量の多さでもありません。そしてさらに言うならば、「いかにためになるか」「役立つかどうか」ということです。

「得する」と言い換える人もいます。その情報が本物かどうかはもちろんですが、読み手にとっていかに役立つ情報なのかどうかなのです。

2.証拠を明示している

きちんと証拠を示すことができているかどうかは説得力に影響します。論より証拠です。

いくら自信があっても客観的に示せる「証拠」が必要です。

これを記事内では一般的に「画像」を使って示しています。

3.おもしろい

「おもしろい必要があるんでしょうか?」と聞かれたことがあります。上の2つの条件を満たしていれば十分なのではないかということです。

書籍や雑誌などと違ってウェブの文章の場合は、とくにおもしろくなければ終わりです。いったんページを離脱されてしまえば、読み手は二度と戻ってくることはないでしょう。

さらにおもしろくなければ読み進めてはくれませんし、最終的にはその記事に価値を感じません。

つまり価値のない記事となってしまいます。上質なコンテンツどころではなくなるのです。

書籍や雑誌などとウェブの文章の違いについて書いた記事、「Webライターとして意識する出版との違い~ビジネスポイントのまとめ」の中の、「答えを早い段階で書く」の項目を確認してください。

この3つの条件を備えた文章を以下の手順で書いていきます。

なかなか書けない、なかなか浮かんでこないという人は以下の手順で筆を進めてみましょう。

文章についてのオリジナリティについては詳しく書きません。オリジナルな文章であることは当然だからです。誰かの文章のコピーをつぎはぎして、多少の言葉じりを変えたものを読んでみて「おもしろい」と思えるか・・・。「オリジナル」であることは当たり前の条件です。

もちろん「言葉」そのものが数千年前からあるものなので、文章を書けば誰かの模倣になるのは当然です。

では、オリジナリティとはなんでしょう?

つまりオリジナルな文章とは、そこに実体験があるかどうかです。

以前、ハマコーこと故・浜田幸一さんの本を書くために取材をしている時に、よくおっしゃっていたことがあります。

「キミはそれをやったことがあるのか?」「やったことがあるのであれば信用できる、やったことがなければやってみるべきだ」と。とくに若い人に向かっておっしゃっていました。

オリジナリティや個性やユーモア(ウィットもここに入ると思います)は経験から生まれるのだ! と。これらは浜田幸一さんからじっさいに聞いたお話です。

ハマコー

「ブログ文章はなんて書いたらいいの?を解決するとっておきの方法」で、なかなか書けない人がブログを書くときの順番を紹介させてもらいました。

①伝えたいことを明確にする(何をいいたいのか) ➡ ②まとめの項、最後の節を書いてしまう ➡ ③伝えたいことの詳細項目を考える ➡ ④詳細に「なぜ」を追求する ➡ ⑤タイトルを考える ➡ ⑥全体の文字量のバランスを考える ➡ ⑦SEOを考える

今回はこれをさらにもっと深く追求した内容とも言えます。「それでも書けない・・・」のはなぜか? を追求してみました。

読み手への「思い」を書く

「思い」を書く前に、以下のことを検証してみてください。

伝えたいことを明確にする

書くべきテーマは決まっているので、まずは伝えたいこと=メッセージを明確にしてみてください。

「テーマ」に戻ってしまわないように気をつけてください。伝えたいことがなかなか浮かばないとき、つい「テーマ」そのものに考えが戻ってしまい、堂々めぐりを始めます。

「伝えたいこと」とは、簡単に言うと「ひとことで言うこと」です。どんなに難しく大きなテーマであっても、ひとことで表現できるかどうかはとても重要です。

「ひとことで言ったらどういうことなのか?」

よく考えてみましょう・・・

それでもひとことで言えない場合は次のステップに進みます。この作業は飛ばしてしまっても構いません。平気なわけではないのですが、仕方ないので次のステップに進みます。

「まとめ」を書く

ひとことで言えなかったので、次のステップ・「まとめ」を書いてしまいます。

300字くらいの長さが適当です。ひとことで言えないようであれば、「まとめ」を書きましょう。

そして「まとめ」を書くにあたっても順番があります。以下の手順でやってみてください。

①ターゲットを明確にする
誰に読んでもらいたいかを設定します。「すべての人に読んでもらいたい」という手抜きな考え方はやめましょう。

②どうなってほしいかを書く
ためになることはなにか? と考えるより、ターゲットとした読み手に「どうなってほしいのか」を書きましょう。

③「なぜ?」を追求する
どうなってほしいのかを書いたら、「なぜ?」かを追求しましょう。「なぜそうなってほしいのか?」と。そうすることで、文章量は確実に増えます。中身はグッと深くなります。

まとめの文章のレベルアップ例

「スマートフォンの便利な使い方」というテーマの記事の「まとめ」を書いてみました。

例1) ニュースキュレーションのアプリをダウンロードして時間を有効に活用する。時間管理のアプリなんかもあるので、忙しい人にとってはスマートフォンは欠かせない。

この内容では、たいした発見でもなく、ただ単に知っていそうなことをまとめただけです。誰の心にも刺さりません。まったくエッジが利いていないと言えるでしょう。

では、以下ではどうでしょうか。

例2) 毎日、家事や子供のことで忙しい主婦にとっても短時間で見れて、気になる記事がまとまっているニュースキュレーションのアプリをダウンロードするのは良い使い方だ。また、毎日忙しいビジネスマンにとっても時間管理のアプリなんかもあるのでスマートフォンは絶対持つべきだ。

文章は下手ですが、具体的かつ「主張」にはなっています。しかし、読み手のターゲット設定が明確ではなく、捉え方によってはただの知識自慢の文章になっています。そして第一、おもしろくありません。

これくらいの情報は、サイト内を検索すればどこかで見つかります。どこにでもある内容を書いてしまったことになります。

では、最後の手段がこれです。「気持ち」を書くことです。読んでくれる人への「思い」と言ってもいいでしょう。

この記事(文章)を読んで、読んでいる人に「こうなってほしい!」ということを出来るかぎり具体的に書きます。

(読み手を「仕事で忙しい40代以上のビジネスマン」にターゲットしました)

例3) 毎日満員電車に揺られなが通勤する忙しいビジネスマンに向けて、スマホを使って1時間でも1分でも仕事時間を短縮してほしい。時間短縮アプリだって教えてあげよう。1時間でも早く退社できてほしい。仕事を早く切り上げて、たまには早く家に帰って家族サービス・・・スマートフォンにいろんなアプリをダウンロード。そして若い人たちに負けないくらいにスマホを使いこなし、ITリテラシーを高めてほしい。自慢できるくらいになってほしい。

これも文章は下手なのですが「思い」が伝わります。このほうがはるかに読み手に「刺さる」文章です。

ぼんやり漠然とした一般論でなく、自己主張や自慢話しでもなく、いわゆるこれがメッセージです。エッジが利いた文章にもなります。「思い」が書ければ、そこにオリジナリティさえも生まれます。

いったんまとめの文章はこれでストップします。最終的なブラッシュアップは最後の最後に行います。

文章としての推敲よりも、まずは「思い」をきちんと書き出すことが大事だということです。

「思い」を持ったまま詳細項目を出していく

では次に、まとめに書いた「こうなってほしい」という思いを抱いたまま詳細項目(中見出し)を挙げて行ってください。

「この文章を読んでこうなってほしい」という優しさと心の広さを持って考えれば、いくらでも中見出しは浮かんでくるはずです。

大好きな人に対する気持ちと同じです。

順番を気にする必要はないので、思いつくまま、とにかくたくさん中見出しを挙げましょう。

もしも、なかなか浮かんでこないというのであれば、おそらく気持ちが入っていないのです。「こうなってほしい」と思っていないということになります。選んだテーマが悪いわけではありません。

【中見出しの例】

  • 時間短縮アプリをご紹介します
  • 通勤片道で気になる記事を一気に読めるキュレーションアプリ集
  • 満員電車の中だけで3000語。スマホで英単語暗記法
  • 一日のうちSNSの利用時間を決めてしまう方法
  • 外にいても外にいることがわからないメール方法
  • お小遣いを捻出するための通話料削減のコツ
  • など

5、6個の項目(中見出し)を挙げれれば十分です。それぞれについて500文字くらいの文章を書けば、まとめの文章と合わせると約3000文字以上の記事が出来上がります。

たくさん文字を書けばいいというものではないので、その点は間違えないようにしてください。

大事なことは、実証できるかどうかということです。実証できていないことであれば、その時点で実証をしていきましょう。

上記の見出しの中でも、さらに細分化して詳しく書ける項目については、記事をもうひとつ作り出しても構いません。適度な量にまとめたり、省いたりせずに思いつくところをどんどん書いて行きましょう。

ブログ文章

どんどん書いて行くためのポイント

あとはどんどん書くのみですが、さらにつまづかないように、ポイントを2つご紹介します。

1.疑問に感じる、面倒だと感じることの解決法を書く

書いていてちょっとだけでも疑問に感じることは、きっと読む人も同じように感じることなので、自分で調べて解決法を書きましょう。

解決法を知らなければ、チャレンジしてその方法を記録し、解決手順も書きましょう。

その過程を文章で表したり画像を使って記事にしていくことでリアリティが生まれ、必然的にオリジナルな内容になります。

2.「なぜ?」を追求する

全体を通して言えることは「なぜ?」を追求していくことです。考え抜くことを面倒くさがり、つい概要説明だけに終始したり、末端の一点だけを捉えて必死な文章にならないように気をつけてください。

ここを押したらこうなるという説明だけに終始せず、はっきりと証拠を示しながら、その理由も丁寧に説明してあげましょう。

まとめ

ブログの文章がなかなか書けないという人に、確実に書けるようになるための、しかも基本的な方法です。いたってシンプルな方法です。

気持ちを持ち続けていけるかどうかが肝心です。文章は、まず出だしがスムーズにいけば、あとは気力を持ち続けて行くことです。

「ひとことで言えない」のであれば、まとめを300文字くらいで書いてください。それでも書けなければ、「思い」を書いてください。

その思いを持ったまま、中見出しを挙げていき、最後はそれぞれの項目を書いていくという順番です。

常に忘れてはいけないのが、優しさとおおらかさです。この思いを持ち続けていれば後から後から、教えてあげようと思うことが浮かんできます。これが、文章を一気に書ける秘訣です。

この人をこの文章で助けてあげようという気持ちです。

 
最後にまとめを書いていて、作家の本田健さんのお話しを思い出しました。この言葉を同じようなことを意味していると思います。

本は波動転写。だから読む人に僕の気持ちが伝わる。だから「気」を入れて書かないと自分の言いたいことは伝わらない。

長い文章でも一気に書けるようになるがんばり方をご案内しました。最後までお読みいただきありがとうございました。

The following two tabs change content below.

川添勤

Webライターズ創設者の一人。ライティング担当。健康情報サイト『ルナルナ』、音楽情報配信サイト『Music.jp』などを運営する株式会社エムティーアイ (東証第一部上場:9438)ソリューション事業部ICT担当顧問。書籍出版のプロデュース事業も抱えつつ毎日Webライティングのことばかり考え奮闘中。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

  1. 文章誤字脱字
  2. 文章
  3. Webライターが意識すべき「SEOライティング」の6つポイント
  4. 文章構成
  5. aiinsyoku
  6. タイトルの付け方

コメントをお待ちしております